薬剤師の資質低下と事件


薬剤師の資質低下と事件について考える

最近、薬剤師の資質の低下が問題となっています。テレビのニュースを見ていても、薬剤師が事件に関与していると言うようなことも、良く見かけるようになりました。逆に、事件に巻き込まれると言った事も増えているようです。薬剤師本人が事件を起こす事も、事件に巻き込まれる事も、やはりその資質の低下が原因となっているように思えてならないのです。

昔は、薬剤師と言えば非常に格が高く、「様」をつけて呼ばれるような存在だったと言われています。それが、今の時代には「被告」となってしまったり、「被害者」となってしまうなど、非常に残念な現実がそこにあるのです。これは個人的な意見となりますが、事件を起こすのはもちろんその人個人に問題があるからなのだと思います。また、事件に巻き込まれるというのも、やはり何か、そうさせるような要素があったのではないかと、思わずにはいられないのです。

近年、子育てに対する姿勢が大きく変わり、その結果、事件などを引き起こす事が多い人たちが圧倒的に増えてきています。他人に迷惑をかける事も、いやな思いをさせる事も、何とも思わないかのような振る舞いや、言葉に気を付けるなどの意識を持たない人が急激に増えており、薬剤師にもこうした人が多くなってきたのかもしれません。資質の低下というのは、つまり人格や性格的に、一定のラインを下回ってしまう事を指しているのですが、こればかりは薬剤師試験においてテストされない部分となるため、難しい問題です。薬剤師試験の際に、資質に関するテストも行われていれば、こうした事態は防げたのかもしれません。よく、教員について言われている事と同じです。自分の身を守るという事は、大切かもしれません。しかし、自分の置かれた立場をきちんと理解すれば、非常識な行動はとれないはずなのです。ですが、それができてしまうという事は、やはり資質が低下していると言わざるを得ないのです。

マイナビ薬剤師などの転職支援サービスでは、薬剤師の転職斡旋に心血を注いでいますが、残念ながら日本は最近、質の悪い国になりつつあるようです。薬剤師に限った事ではありません。医師でも看護師でも、人格を疑うような人はいくらでもいます。医療従事者だからまともな人ばかり・・・と思ったら、それは大きな間違いなのです。地位や富、そして名声の上に胡坐をかいて座ってしまった人たちは、後は落ちていく以外に何もありません。薬剤師になるための勉強期間が2年も延び、6年間も猛勉強をするのですから、薬剤師の資質が低下しているなどと言われないよう、心してかかってほしいものです。